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Aviation Photography techniques at dpreview

dpreviewに、航空機写真のテクニックに関する記事がありました。
印象的だったのは、シャッタースピードを過度に上げることを戒めるような記述。
全く御尤も、動いているものを完全に静止させて写してどうしましょうか。

「デジタル時代になってブレが目立つから以前よりシャッタースピードを速くした」
そういう話はよく聞きましたね。
私自身、フィルムメインのころは1/320でほぼ万全、という意識でしたが、今の安全圏は1/400~1/500へと半段上がっています。
無駄に遅くしてブレを量産しても仕方ないのですが、やはり上記の台詞は言い訳にすぎないと心すべきでしょうね。


人の書いたものの紹介だけでなく、自分なりの構図に関する考えを、三沢のときのブルーインパルスの写真の一部を使って披露します。
DSC01264.jpg
構図の基本は、どのジャンルでも同じと思いますが、なるべく無駄な空間を作らないことだと思います。
ですので、なるべく画面めいっぱいにとらえること。
旋回中にずっと連写している人をちょくちょく見ますが、よほどの長玉でもなければ旋回の向こう側など写しても仕方ありません。
よほどの長玉とは、2000mm級を意味しますが。

DSC01091.jpg
2機の場合、先頭機をブラさないように気を使いながら、2機をバランスよく配置するようにします。

DSC01185.jpg
DSC01244.jpg
スモークを引いていないものと、スモークやベイパーで航跡を描いているものでは、配置の仕方が異なります。
「進行方向を空ける」という意見を聞きますが、航跡を引いているときは後ろ側を空けるのが正解です。
航跡を取り入れて画面に動きを与えます。

DSC01231.jpg
これは、Q-pidの出だし。
マニューバの動きだしの瞬間は、動きを感じさせる写真になりやすいです。
隊形変換や編隊解散を狙っているとよいです。
たとえば、
Change over turn
Letter 8
4-ship invert
Change over loop
etc...

DSC01270.jpg
お絵かき系の科目は、地上を入れてしまった方がよいです。
さらに言えば、周りの人を入れてしまった方がよいと思います。
人が入って喜ぶのなんて、こういった写真くらいですね。
こういった写真は35mm換算20mmより広い画角が必要です。

また思いついたら書きますが、まずはこんなところでしょうか。
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